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セカンド・オピニオン
重大な病気や、治療がこじれて先が見えないとき、今の主治医の意見のままで良いのだろうか…誰でもそんな不安、疑問を持つと思います。
そんな時、現在の主治医とは別の医師の意見を聞く、これがセカンド・オピニオン、第二の意見です。
患者さんとしては、セカンド・オピニオンを申し出るのは主治医を疑っているようでちょっと臆するかも知れませんが、良好な治療関係を続けるためにも希望を伝えて紹介状を書いてもらうべきかと思います。
特に精神科では診察をインタビュー=面接ということがあるように、人間が人間を診るという側面が濃厚で身体科に増して治療関係が重要で、不安があったら、率直にセカンド・オピニオンを求めたら良いと思います。
精神科では主治医が代わったとたんに良くなるというのはしばしばあることで、これはお勧めです。相性ですね。
私もセカンド・オピニオンのための紹介状を時々書きますが、そんな事情もあり無礼だなどと思いません。
実は、私の方から「見捨てるわけでないですが」と前置きをしてセカンド・オピニオンを勧めることもあります。
ある老精神科医は治療関係が長引いたら、10年を区切りに関係を続けるべきか考えた方が良いと言っています。
10年もすると、医師は、
「おれはこの患者さんのためにいろいろ頑張って来た。でも結局治せず、まだ治療関係は続いている」
と思うし、一方、患者さんは、
「確かにこの先生は俺のために何かとやってくれた。でも、まだ良くならず、相変わらず俺は患者のままだ」
と思う、と言うのですね。納得です。
まづもろともに
かがやく宇宙の微塵となりて
無方の空にちらばらう
賢治
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