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適応障害
職場における仕事や人間関係の問題、あるいは家庭内のトラブルなど日常範囲のストレスに晒されて辛くなって受診する方がいます。
大体「適応障害」と診断して治療に入ります。
しかし、そのストレスの内容や症状の程度によっては「該当する精神疾患なし」と診断して(診断できないと診断して)「治療するような病気ではありませんよ」と説明し、お引き取り願うこともあります。
適応障害は本人のストレス耐性と対処能力、さらにサポート態勢に深く関係します。つまり、「ストレス×本人の問題」÷「サポート態勢」が一定量を超え、受診すると適応障害と診断されるわけです。
辛くても受診しなかったら診断も治療もされません。
そして早まったことさえしなかったら、その方にはストレス耐性、対処能力ができ、次のストレスへの準備ができることになります。
上司に怒られた、嫌な仕事が回ってきた、女房の帰りが遅い……そんな日常範囲のストレスからの症状で受診された場合、そのストレスは乗り越えるべきか避けるべきか、どう対処するのがいいのか、判断が難しく、ケースバイケースで総合的に考えて決めるしかありません。
それにしても考えるのは、日常生活における最大のストレスのこと。それは―
年年歳歳花相似たり
歳歳年年人同じからず
つまり、加齢agingです。
これは甘受するしかないですね。
孔子のため息が聞こえるような言葉―
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