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寒さと暗さ─北欧事情
スウェーデンに住んでいる日本人女性AとBの会話。
A「日本で、スウェーデンに住んでいると言うと、寒いんでしょう?と言われるよね。
でも、実際のところ寒さなんてどうってことない。辛いのは暗さよね」
B「寒いのなんて建物に入れば平気。会社は25度で半袖。外も服装でどうにでもなる。
でも、冬は暗すぎ、天候は悪すぎ。
朝は10時まで真っ暗、午後は3時で真っ暗。暗いうちに会社に行って、暗くなってから家に帰る。
お日様を見ないのがしんどい。
うつ病や自殺率が高いのも暗さと関係していると思うの」
A「その分、ミッドサマー(夏至祭)は大騒ぎよね。
もう飲んで食べて踊ってね。
昼が1年で一番長く、夜は10時過ぎても明るいものね」
B「だいたい、夏は明るすぎ、冬は暗すぎ。
ミッドサマーを祝う気持ちは分かるけど、翌日から毎日、日が短くなると思うと憂うつよね」
A「夏はブラインドを下ろして寝るけどよく眠れない。
秋が来て段々自然に眠られるようになるけど、冬の暗さを考えると、もう憂うつ」
私たちは寒さ・暗さを、いずれも太陽の恵みで克服してきましたが、今や、寒さは建物・暖房設備で太陽に代わるものを持つことができます。
しかし、明るさは今もなお、太陽は何ものにも代えがたいものとして存在しています。
北欧事情。
寒さと暗さ、どちらが辛いかというと暗さ。
ゲーテじゃないですが、「もっと光りを!」ですね。
こころ細さを
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啄木
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