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自殺者数の変遷
令和3年1月23日付の新潟日報によると、昨年の自殺者が11年ぶりに増加に転じたという。
統計を振り返ると─
@98年
それまで20年もの間、年間2万人台の自殺者だったのが、この年、突然前年より8千人も増えて3万人を超えます。
原因は山一証券、拓殖銀行の倒産などいろいろ推測されています。
A98年〜11年
98年の自殺者急増を前記のように説明するにしても、問題はその後、98年から11年まで、13年連続で3万人を超えたこと、これをどう考えるかです。
B10年〜19年
この10年は画期的な期間でした。
この期間は毎年前年の自殺者数を下回って、12年にはついに3万人を割り込み、2万7千人台になりました。
その後も自殺者は毎年減少し、20年には2万人以下になる予想でした。
なぜ、こんな期間があり得たのか、Aとともに考えるべきことですね。
C20年
昨年20年は、6月までは前年を下回るペースだったのですが、7月から増加傾向に転じ、結局年末には前年より750人増え、2万人を割る夢は潰えました。
コロナがどう影響したか、なお不明です。
統計上は、現在まで@→Cのようになります。
憂うべきは、特に小中高生の自殺者が11月分までで440人と過去最多になったこと。
「子供を救え!」と思わざるを得ません。
自殺する合理的理由などないのですから。
君かへす
朝の舗石さくさくと
雪よ林檎の香のごとくふれ
白秋
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